首は重たい頭を支えることができるように精巧にできています。支えると同時に柔軟に動かすことができます。しかしその精巧な構造ゆえにトラブルを引き起こしやすい場所でもあります。

通常の首は重たい頭を筋肉を使わず骨のみで支えることができる構造になっていますが、身体の重心が変わることで頭を支える首の角度も変わります。首の骨の角度、位置が変わることでストレートネックなどが発生し、首の骨だけで頭を支えるのが困難になってきます。重たい頭を骨だけで支えられず首の筋肉を使い補います。首の筋肉が緊張し続けることで筋肉が疲労し、ハリや痛みを伴い頭を支え続けます。

首の筋肉が緊張し続けることで、血管が圧迫され頭への酸素や、血流が阻害されたり、ドクドク脈打った拍動性の頭痛を起こしたり、さらに悪化すると顎関節症など様々な症状を引き起こし、腕や背中にも症状が広がってきてしまいます。

首の役割は重たい頭を支えることです。頭と首の接続部が正しい位置にあれば首の症状は発生しません。首の痛みがあるということは、本来の位置で首が頭を支えられなくなっているということです。その原因として首と頭の接続部そのものに原因があるパターンと、または上半身を支える下半身に問題があるパターンに分けられます。

青梅なないろ整骨院では、頭と首の接続部に問題がある場合は、後頭部の骨と蝶形骨の調整を行い首と頭を本来の位置に整えます。重い頭を支えられず緊張していた首の筋肉の緊張を取り除きます。また上半身(頭と背骨)の土台部分の下半身に問題がある場合は、下半身の不バランスを整え、下半身のふらつきを補うため緊張していた首の筋肉を整え、首の痛み、重さ、寝違いなどの症状を根本から改善させることができます。

首の症状が長引いてしまっているものは首や顎だけでなく、身体の重心のバランスを見ていくことで、根本的に解決します。